所子 伝建地区では12月15日に、賽の神さんをお祭りする為に前日の夕方から、集落の
有志の皆さんが集まり、賽の神さんにそなえる注連縄、藁馬、特大の草履、あしなか等を
作り、15日に日が変わると、賽の神さんに飾りつけて、この世の幸せをお祈りしました。

藁馬を供えるのは願い事を神様に届けてくれるから、特大の草履、あしなかを供えるのは
魔よけの為、賽の神さんは境界守護の神、夫婦和合の神、所子集落の賽の神さんも男女の双体像です。

旧名和町の高島信平氏の調査、研究によれば賽の神の原点はイザナギノ神、イザナミノ神であり、
伯耆における双体像の調査では全体で366基、 赤碕町から江府町に至る市町村に大山を中心とする
山麓に分布しており、西日本における密分布 地帯である。
造立年代は最古は安永5年(1776)、最新は平成11年(1999)、この間約220年、造立のピークは
江戸時代末期、当時国内は攘夷と開港、農民一揆の頻発、幕藩体制の崩壊など社会不安の時代、
そこに見られるものは、多くの神仏が死後の幸せを保証するのに対し、現世の幸せを賽の神に
求めようとした。

私は、夜はすぐ眠くなるので準備は失礼して、午前中にお参りしてきました。

15-12-15賽の神1

賽の神さん前に飾られた注連縄、藁馬

草履、あしなかは木に吊るす

草履、あしなかは木に吊るす